黄色の日常

だいたい楽しい

にわかファンが欅坂46のベストアルバムを買った話

秋元康は好きじゃないがアンビバレント

 

"好きだと言うなら否定しない 嫌いと言われたって構わない

誰かの感情 気にしてもしょうがない"

 

というフレーズには共感しかしないしとにかくこの曲が好きだ

1stアルバムはレンタルで済ませたのだがこの曲が収録されるであろう2ndアルバムは買おうと決めていた

が、いくら待ってもリリースのお知らせが来ないのである

ま!だ!な!の!!!

と思いながら過ごしていた

するとどんどんメンバー減るしついにグループが欅坂46としての活動を終えることになったのだ

そしてベストアルバムが出るということも知った

にわかなので外から見ていた印象をそのまま書くけど平手友梨奈が辞めると知ったときに平手友梨奈がいない欅坂46ってどうなるんだ?って思ったのでやっぱり難しかったか…という感想だった

ベストアルバムがリリースされるのはわかったのでそれを買おうと決めて過ごしていた

3パターン出ることを知ってどれを買うべきなんだ?にわかだしCDだけでいいか?とちょろっと悩んだりした

でも特典のアンビバレント見たいなーーーーーーーー!!

と思いながら迷っていた

なかなかに価格の差もあったりしてこれは迷ったら初回Aを買うべきなのか?と思ったりもして(初回Bにもアンビバレント入ってるけどBはCDの収録曲がソロ曲だったりユニット曲だったりするみたいだったので)

予約するのを迷ってるタイミングで自担の舞台が始まった

仕事が仕事なので自担の舞台を申し込む段階から諦めなければいけなくて悲しかったので欲しいものは全部買ってやる!!!

という気持ちになったのでそのまま勢いで初回Aを予約した

そして発売日前日手元にそれが届いたのだ

めちゃくちゃテンション上がった

なぜならば手元にCDが届くという状況がSTORYぶりだったからだ

そしてそのままウキウキでブルーレイディスクをセットして再生ボタンを押したのです

 

 

というわけでここまでは長い前置きです

にわかファンが欅坂46のベストアルバムを買いました

初回AについていたBlu-ray欅坂46の1周年、2周年、3周年のライブの映像から選りすぐって1枚にした2時間近くあるBlu-rayだった

にわかもにわかなのでその時のライブの状況などはよくわかっていない

ただ1周年では初々しいメンバーのセンターにまだあどけなくて可愛らしい顔した平手友梨奈がいて

2周年にはいなくて

え?いない?いない日のやつ?私が探せなかっただけ?って思ったりして(後で調べて欠席だったことを知る)

3周年では1周年の時とは表情の全然違うこの人同じ人なのか?っていう平手友梨奈がセンターにいた

1枚のディスクでその変化を見せられて2年で彼女から何を奪ったんだろうと動揺した

2周年にいなくてディスクの中で2年後になってるから余計にそう思ったんだと思う

見ながらなんだかとても怖くなったりした

ほんとに1枚目の初々しい平手友梨奈はまだあどけなさも残っていてめちゃくちゃ可愛くてしかしオーラは圧倒的で成長しきっていないあの世代の良さがめちゃくちゃ詰まっていて目が離せない

これからの成長を見ていきたいとすごく思わせる

そして彼女はセンターだがそれ以上に主人公なんだなと思った

楽曲の、欅坂の主人公なんだこの子はそう思わずにいられなかった

そしてディスクの最後の黒い羊ラスト彼岸花を託し去って行ってしまう姿はまるでここで終止符を打つようだった

3周年なのでまだ欅坂は続くし彼女は在籍し続けるというのにだ

後で少し気になって調べてみたけど黒い羊の演出は最後小林由依ちゃんが平手友梨奈を抱きしめて終わることで救われるのにあの日の武道館では彼岸花を託された小林由依ちゃんが抱きしめようと寄るのを拒み彼女がそのまま去って行く演出だったと知った

そんな黒い羊をこのベストアルバムの特典のラストにしたことがもうなんだか言葉では上手く言い表せないけどズシンときた

ここで主人公が去っていくことで物語が完結したんだとそう思わせるには十分すぎる流れだった

 

また、欠席していた2周年の映像がとてもいいなと思った

いないことで他のメンバーもめちゃくちゃ魅力のある子達なんだと知った

センターに立つ子たちはしっかりセンターであった

自分が今泉佑唯ちゃんの顔が好きなことは自覚していたけど月曜日の朝、スカートを切られたでセンターをやっていた渡邉理佐ちゃんを見ながら

あ、好きな顔だ…って思ったし元々この子がセンターなのでは?ってぐらい違和感がなかった

そしてなによりもキャプテンである菅井友香ちゃんがセンターに立った不協和音がすごかった

私は正直この子に対してお嬢様の子だという印象しかなかったのであんな鬼気迫る表情で"僕は嫌だ!"と叫ぶ姿は印象的でキャプテンとして背負ってるものがすごいんだろうなと思うと最後の僕は嫌だ!"の時には涙が出ていた

にわかなのに泣いた自分にもびっくりした

 

ほんとに買ってよかったと思った

そのまま初回Bも買った

こちらもこちらでめちゃくちゃ楽しませてもらった

そしてずっと欅坂聴いてる

 

あとこれはびっくりしたのだがCDにもBDにも辞めた子のソロ曲が当然のように収録されている

今も在籍してる子とのユニット曲とかならわかるけどほんと当然のようにソロ曲が収録されているのだ

驚いた

私はNEWS担なのでまじかよ…って気持ちがほんとめちゃくちゃある

そんなことがあるんだな…

 

歌詞を書いているのは秋元康だと分かっているけど平手友梨奈のソロ曲"角を曲がる"の

 

"みんなが期待するような人に

絶対になれなくてごめんなさい"

 

っていう歌詞はどういう気持ちでかいてどういう気持ちで楽曲を渡すんだろうということを考えれば考えるほど苦しい

 

あとはとにかく避雷針がグサグサくる

 

"君は何を放棄したんだ?

そして何を諦めたんだ?

でも強がって微笑む?

そんなに不幸に見えないのはなぜ?"

 

"そんな不器用さを守るには

僕がその盾になるしかない

世の中の常識に傷つくのなら

君の代わりに僕が炎上してやるさ

いつだってそばで立っててやるよ

悪意からの避雷針"

 

"ポジティブ ポジティブ ポジティブ

君は君のままで…"

 

"どんな理不尽だって許容できるさ

気配を消して支える

重箱の隅を突かれたって

僕が相手になってやる"

 

しんどい

だけどいろいろと考えさせられる

https://youtu.be/8y14n7mEVlo

 

あと欅坂の最後のシングル

誰がその鐘を鳴らすのか?

https://youtu.be/fOL3JDWG7aQ

の作曲、アレンジはNEWSの夜よ踊れ、LVEの辻村有記さん伊藤賢さんコンビです